ぱんぷきん日記
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※ 本文と画像の無断転載を禁じます。
※ 顔アップの画像は保護者の方の承諾を頂いています。

2013.11.20(水)

秋も深まり、子どもたちが落ち葉やドングリを手にする季節。

ヤギおばさんの、“あそぼうよわらべうた 第19回”を開催しました。

 

写真をご覧いただくと分かりますが、ヤギわら参加者は、ママとお子さん、
それにお話会などで活躍中のボランティアさんや保育関係の方との、2部構成です。
お子さま連れはひざを伸ばしたり寝転がったりもできる、中央のキルトの上でゆ〜ったり。
そして一人参加のボラさんたちは、椅子席でメモを取ったりしながらの参加です。
(勿論、一人参加の方もキルトの上に座っていただいていいんですけどね・・・。)

 

♪ きつねんめ たぬきんめ

 

上の画像は、顔遊びの ♪きつねんめ たぬきんめ をしているところ。
春には赤ちゃんだった子も、半年たって遊びに参加できるようになって来ています。
大人の皆さんも、表情豊かで楽しそうでしょ?
ここがヤギわらのポイントです!
大人が心から楽しむので、子どもたちも集中してくれるのだと思います。
 
顔遊びのあとは、♪ネズミ ネズミ ド〜コイキャ  ♪だいこん1ぽんこうてきて 
ふたつの遊びで続けてくすぐられましたが、1歳児たちは全然平気、にこにこしているだけ。
ママたちの方がハイになっていましたよ。

 

足からお尻、脇へとギュウギュウつかまれても、へへん、いい気持ちだよ〜。

 

 
この季節に絶対やりたい遊びのひとつが ♪どんぐりころちゃん。
いろいろな遊び方がありますが、今回はしぐさ遊びです。
“頭はとんがって”で、頭の上に両手を持って行き、“おしりはぺっちゃんこ”では、お尻をとんとん。
“どんぐりはちくり・・・・”は、カイグリをして、“・・・しょ!”でじゃんけん。
じゃんけんが出来ないちいさい人たちには、ここで、どちらの握りこぶしにどんぐりがあるか、  
当てっこすると楽しいですね。   

 

ママたちのグーのどちらかに、どんぐりが・・・。

後方はどんぐりを見分中のボラさんたちです。

 

 

そして、今回も元気モリモリのママたちのため(?)に、揺さぶり遊び。

♪ゆーすりゃゆすりゃ の歌に合わせて、首を守る赤ちゃん用から脇を抱えてぐるぐる振り回す大きい子用まで

いくつかの「揺すぶり方」を教わりました。

 

待ってました!と、我が子を抱き上げるママたち。

 

背中で横抱きは、本当は大きい子用ですよ〜。 

でもママがプロなので安心。 ゆきのちゃん(9か月)もご機嫌の表情です。

 

 

そしてクライマックスは♪ゆーすりゃゆすりゃ に合わせて揺れる虹色シフォン。

幻想的ですよ。この楽しさ、説明は不要ですね。 ↓↓↓

この場面では、ボランティアさんたちに活躍して頂きました。

 

 
さて、プログラムは進み、この後は絵本とお楽しみ劇場です。
お楽しみ劇場、本日は二本立て。
まず、“ひとつどんぐり、ひとのかお”

 

毛糸や布を貼って丁寧に作られたカードが、魅力的でした。

 

そして、ハンドパペットを使っての “おおきなワニさんちいさなワニさん”。

 

主役を食ってます。(^^) さやかちゃん<2歳)

 

ヤギおばさんが演じはじめたところで、おやおや、よく似たパペットを持った2歳児、自ら登場。
・・・?・・・!・・・(^o^)(^_^)(^o^) 
和気あいあいとした雰囲気のうちに過ぎた、ヤギわら第19回でした。
 
   ☆ キキタテホヤホヤ わらべうた豆知識 ☆
 その1 どんぐりで遊ぶ時は大人が付き添って
     乳児がドングリのような丸い物をお口に入れると、窒息の危険があります。
     でも、あれもダメこれも危ないと遠ざけてしまっては、豊かな体験が出来ませんね。
     ちいさい人の集中時間はわずかですから、その間は大人が目を離さず付き添ってください。
 その2  ひとつどんぐり・・・”のカードについて
     お話小道具の手作り講座で、いつもヤギおばさんから、丁寧に作ったものは子どもにとっても魅力的ですよ、
    と言われていますが、本当ににそうですね。すてきなカードを目にして納得!
   ☆ この絵本を読みました ☆
  ぐるぐるせんたく (矢野アケミ ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

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2013.9.18(水)

朝夕は涼しさも戻って、やっと一息ですね。

ヤギおばさんの、“あそぼうよわらべうた 第18回”を開催しました。

今回は珍しく参加者少なめの、こじんまり&ノンビリの例会になりました。

 
いつものように、顔遊び ♪デコデコ ヒッコメ♪。 そして、手遊び♪チュ チュ コッコ トマレ♪ から。
それまでトコトコ歩き回っていた1歳児さんたちが、
わらべうたで体に触れてもらった途端、ママのお膝でくたっとリラックスしてしまいました。(^^)
気持ちいいんでしょうね。

子どもたちのリラックスぶりにご注目。

 

 
わらべうたでよく遊ばれるのは「手遊び」ですが、
今日はめずらしい「足の指」あそび、♪ちっちゃいまめ こーろころ♪をやってみました。
こどもたちの足指は、まさに、ちっちゃいまめ。
^O^ ちーっとふくれて こーろころ もちっとふくれて こーろころ
と歌いながら、お豆みたいな足指をひっぱるのって、ママも子どもも良い感じ!
そうそう、「足の指」と聞いて、いそいそと自分の足を出したママもいて楽しかったですよ〜。

 

ヤギおばさんのリアル足指(?)をお手本に!

へえ〜・・・とママたち。(^^)

 

 
この後は、ちょっと体力を使う(ママのね!)ゆさぶりあそび。
この遊びの時にはいつも、赤ちゃんは首を保護して、幼児さんは脇からしっかり持ってと、
ヤギおばさんから、揺さぶる時の発達段階による配慮についてお話があります。
楽しすぎて、つい大人もハイになりがちですからね。
今日は、♪えんやらりんごのき♪のうたで、ゆさぶりを楽しみました。
(撮影係が一緒に遊んでしまったため、画像は無し・・・)。m(‐‐)m
 
さて、今回もご期待に応え、シフォンを使った遊びが登場です。

シフォンの遊びの代表選手、♪うえからしたから♪。

大きなシフォンの下にみんなで潜って、見上げればすけすけの即席青空!

大人も子どもも大いに楽しみました。

^O^ うえから したから おおかぜこい〜 こいこいこい〜

 

わぁ〜 すごいね!

きょうた君(11か月)

 

大きいシフォンの上に、色とりどりの小さいシフォン。

幻想的でした。

 

 

小さな劇場は、「はらっぱに きつねのおうち」。
いっぱい成ったリンゴやナシを、きつねがみんなに分けないで独り占めするお話を、
まだちょっとわからない、小さい人たちもいましたけどね。(^^)

 

りんご、もらえないの・・・?

 
   ☆ キキタテホヤホヤ わらべうた豆知識 ☆
 その1 「足の指」は「手の」と同じく、神経が集まっていてとても敏感です。
     でも、普段はくつや靴下に覆われていて、あまり刺激を受けることがありません。
     お風呂上りなどに、足指遊びなどで触れてあげましょう。
その2  揺さぶり遊びは、三半規管を鍛えます。     
     年齢に合わせた揺さぶり方を工夫して、楽しみましょう     
 
   ☆ この絵本を読みました ☆
  ぺんぎんたいそう(齊藤 槙 ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

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2013.8月30日(金)

東北支援チャリティのご報告です。

 
先週開催しました、ヤギわら夏のお楽しみ会’13 のチラシの端っこに、

ちょこっ・・・とチャリティの呼びかけをしました。

「お財布持ってお出かけください!」 (^^)

 

 

そして当日、お楽しみ会後の販売会は、お陰様で大盛況! 
売り上げ総額¥68,977.。仕入を除いたチャリティ金額は¥12,053.でした。

と、ここまでは、先回ご報告済みですね。

当日は80人の参加でしたが、子どもたちも多かったので、財布の数は48個(推定!)。
若いママさんたち中心の会で、こんなにたくさんのご協力をいただけて嬉しく思います。
日ごろから、“被災地の親子は、どうしているかしら・・・” という思いが、皆さんの中にあるのですよね。
 
今回の¥12,053.は、福島の子どもたちを、夏・冬にキャンプに招いている、地元愛知のボランティア団体、 
愛チカラさんに、次回のウィンターキャンプでお役立ていただくことになり、
本日降り込み手続きいたしましたので、ご報告します。

 

 

振込料金節約のため、個人口座を利用して送金しました。^^;

 

愛チカラさんの活動内容は、ホームページでご覧いただけます。

   http://www.ai-chikara.com/aichikara.html

 

ご協力くださったみなさま、ありがとうございました。

 

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2013.8月21日(水)

今日は特別企画 ☆ ヤギわら夏のお楽しみ会’13 ☆

 
ヤギわらの例会は親子連れの他、大人だけでの参加者も多いのですが、

それは、お話会などさまざまな子育て支援の場で活躍するボランティアさんたちが、  

スキルアップのために参加してくださっているからなんです。
お楽しみ会は、そのボラさんたちに自慢の腕前を披露してもらおうというもの。  
 

自薦他薦含めてプログラムが組まれると、

出演者は、暑い中を練習に励んでこの日を迎えます。
三回目の今回、満員御礼で参加者(出演者含む)は80人。
 
会は紙芝居からスタート。
乳児さん向けのシンプルなお話がわかりやすく、 赤ちゃんたちが、声を上げて反応してくれまていました。  
お話に引き寄せられて近寄って来た子との、たのしいやりとりも!  

“ぶたさんぶたさん おはなはど〜こ?” 

“ぶうぶうぶう、ここですよ。”

 

紙芝居 わんわんわん (とよた かずひこ/童心社/¥税込1,680.) 

(奥村)

 

 
昨年、ヤギわらの手作り講座で作った、お花の手ぶくろ。

お話会などで使って好評です。

緑の葉っぱの間から、歌に合わせてお花がのぞく様子を楽しみました。
お花の手ぶくろは、カラー軍手とフェルトで作れますよ。
興味のある方は、こちらをどうぞ。

 

お花の手ぶくろ ♪ おはながわらった ♪

(河村/三浦)

 

 
次のプログラムは、エプロンシアター 「おおかみと さんびきのこぶた」。
森やお家がアップリケされたエプロンを舞台にして演じます。

繰り返し歌われるメロディも覚えやすく、一緒に歌いながら、 

こぶたがオオカミに追いかけられる場面のスリルを、ちょっとドキドキで味わいました。

 

 うおー、オオカミがきたぞ!

エプロンシアター さんびきのこぶた

(青山)

 

 
「帽子の中にりんごをかくしている子がいるよ。だれだと思う?」
会場の子どもたちにも参加してもらって楽しんだのは、「だれかがりんごをかくしてる!」

登場した動物たちはみんな帽子をかぶっていて、このうちの誰かの帽子にりんごが隠されています

♪だ〜れかな?♪だ〜れかな? というやり取りの後、
「当ててみて!!!」
勇気を出して手を挙げてくれたお友だち、ありがとう!
実は、「1回で当たっちゃったらどうしよう。」「なかなかあたらないのも困るよね。」というのが、
出演者3人の心配のタネでした。
でも今回はちょうどいいタイミングで、3人目の回答者でリンゴが見付かり、ああよかった!

 

 当てっこ遊び だれかがりんごをかくしてる!

 (杉原/尾関/市川)

 

 
そして、ヤギわらに初めて登場のマジックは、クラウンのルナさんです。

真っ白なノートに魔法を掛けると、おや?絵が浮き上がって、

子どもたちのお洋服の色をつまんで入れると、あらあらあら?

モノクロだった絵がカラーに変わってしまいました。

 

さあ、どうなったかな?  ↓

 

パラパラパラ・・・。あら、カラーになってるよ!

マジック どうなってるの?

(ルナ)

 

 

こんなふうにして、プログラムは進んでいきます。
子どもも大人もみんな、とても楽しそうです。

 

 

このあたりでちょっと気分転換ということで、ヤギおばさんとわらべうた ♪そーめんや、そうめんや♪ で遊び、
そして、この日チャリティで販売の変身人形の使い方を実演してもらいました。
今持っているのは、一番人気の おたまじゃくし⇔かえる です。売り切れました。(^^)

 

かえるがなくなら かーえろ ・・・ おたまがいるから いいじゃんか

変身人形 かえる

(柳谷)

 

 
そして、今年も挑戦したのは手話による、詩の表現。
手話歴4年のRIYOさんによれば、「手話は十人十色。」というくらい、同じ言葉でも表現は様々だとか。
(それを言えば、日本語だってその表現はいろいです。キンチョウ・・・)
あえて分かり易く手直しはせず、朗読を挟みながら、手話表現してみました。

RIOさんの表情豊かな表情は、パフォーマンスと言っていいくらい。

表情は、伝えることの原点ですね。

 

おたんじょうび ○さんぽ のはらうた(工藤直子とのはらみんな/童話屋/税込¥1,313.)より

(RIYO/朗読:熊崎)

 

「あいさつの手話は?」

「おはよう こんにちは こんばんは があります。」

 

 

とうとう、プログラムも最後になりました。
30分を過ぎて、さすがに乳児さんたちの集中はこの辺りまで。
この後はお母さんたちのための時間ですよ!ということで、お子様方はご自由に。
絵本「ゆうだち」は、ヤギがオオカミの家にうっかり雨やどりして、
互いに「食べてしまいたい気持ち」「食べられたくない気持ち」を、歌い交わすのですが、
これはその歌の部分を実際に歌いながら読む、歌い語り。
小さい人たちにはちょっと怖かったようですが、大人はみんな笑って笑って、大いに楽しんだのでした。

 

穏やかな語りで始まったはずなのに・・・

 

やがて、ヤギの狂気が読み手に乗り移ったかのような雰囲気に!

小さい観客はママの所へ避難。

 

えほん ゆうだち (あきびんご/偕成社/¥1,050.)

(吉田)

 

 
最後は ♪ ほたるこい♪ を、みんなで輪唱して、会はお開きになりました。  

 

 

きれいなハーモニーでした。

楽しかったね! みんなありがとう。

 

   
この後、東北支援チャリティとして、変身人形・わらべうた用シフォン・絵本などの販売を行いました。 

仕入を除いたチャリティ金額は、¥12053.でした。詳細は後日ご報告します。

たくさんのご協力、ありがとうございました。

 

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2013.7.17(水)

ヤギおばさんの、“あそぼうよわらべうた 第17回”。

前の週から、とんでもなく暑くなった日本列島。

今週はやや落ち着いたものの30度以上の毎日で、体調を崩したお子さんもあった様子。

「楽しみにしていたのに、お熱が出たので欠席します。」という連絡がいくつか入りました。
 
さて、元気に出席してくれた皆さんは、1時間近くを一緒に楽しみました。
顔あそびは、♪おちょず♪。

はじめのゆったりした歌のテンポが、「かいぐりかいぐり」で早くなり、最後はおなじみ「おつーむてんてん あわわ。」

0.1歳児はママが、膝に抱いた我が子の手を後ろから持って、「二人羽織」みたいに。
2歳以上だと親子で向かい合い、
お子さんがママの顔を「おちょーず おちょず」と、歌に合わせて触れるのも楽しいです。
 
続いて、手のひらや指を指して歌う遊び、♪ここは てっくび てのひら♪。
幼児さんだと、手に触れられるたび、くすぐったがって笑ってくれますが、
今回の参加者は赤ちゃんが多いので、ママが自分に手に触るのを???という顔で見てましたよ〜。
ママたち、覚えて帰って家でもやってくださいね。

 

中央に親子、椅子席は読み聞かせのボランティアさんはじめ大人のみの参加者さん。

 

 
続いて、もっとくすぐぐったいはずの♪イチリ ニリ サンリ ♪。
イチリ ニリと歌に合わせて、指から手首、腕をつかみ、「しりしりしり」で脇をくすぐります。
子どもを床に寝かせて、足ゆびから足首、膝へと進めても、ダイナミックに体を刺激できますね。
これも、「もうすぐ、くすぐられる・・・」と予想できる年齢の子は大はしゃぎしますが、
今日のちびっこたちは、むしろ、触られて気持ちいい〜みたいな表情でした。
 
いつも必ず会場が興奮のるつぼとなる、シフォンを使った遊び。(^^)
今回は、♪ももや ももや♪で、シフォンの登場です。

参加者の手にシフォンがわたり、ゆったり振って川で洗たく。

ぐるぐる回して洗濯機の洗たく。

結んだシフォンを、大人が子どもの上からふわふわ・・・。

ももやももや 洗濯機バージョン。

ぐるぐる回しています。

 

透けて見えるのも魅力の一つ。

ボラさんたちもシフォンを被って楽しみます。

 

 

そして、♪ひっとり ふったり さんめのこ♪では、ヤギおばさんが子どもたちの頭に、順番に手を置きながら歌います。
みんなリラックスして、頭を触ってもらったり、お手玉を乗せてもらったり。
それから、歌に合わせてお手玉を並べる様子を見せてもらうと、
早速、自分から始めた子もいました。
遊びや生活の中によくある「並べる」行為、実は、さんすうの入り口なんですって!
手触りの気持ちいいもの、色や形の素敵なものを、「ひっとり ふったり」と歌に合わせて並べたら楽しいですね。

 

並べてます・・・。自分で集めてきたんだよ。

ひなちゃん(2歳4か月)と、ママ。

 

どれにするかな・・・。こちらも、没頭中です!

さやかちゃん(1歳3か月)

 

 
遊んだあとには、おはなしの時間。
絵本は、「ぶぅさんの ぶー」。
ヤギおばさんのちいさな劇場は、「こどもはいませんか?」。

クマが来るので、けんちゃんは隠れます。

 

「こどもはいませんか」 「いませんよ」

クマと母さんの会話に何かを察し、小さい人たちも緊迫の表情でした。

 

 
会の終わりの「さよなら あんころもち」は、いつものお団子作りでなく、指切りあんころもちでしたよ。
さよならあんころもち、また会おうね!
 
   ☆ キキタテホヤホヤ わらべうた豆知識 ☆
 その1  「ゆびさき」は敏感な器官
  指先は、物を触った時にそれが何だかわかるほどに敏感な器官ですよ。   
  優しく大切に扱いましょうね・・・というのが、♪ここはてっくび てのひら♪を遊ぶ時のアドバイスでした。    
      
 その2  並べるのは「算数の入り口
  「ものを並べる」という日常のなにげない遊びが、数を扱うための基礎になるのですね。    
  数だけでなく、言葉も知識も、先を急かさないでこの年齢での体験を十分に!
 
   ☆ この絵本を読みました ☆
  ぶぅさんのブー(100% orange ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

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2013.6.5(水)

ヤギおばさんの、“あそぼうよわらべうた 第16回”。

いままで参加してくれていた3歳児たちが幼稚園に入園して、

今回から子どもの平均年齢がぐっと下がりました。(0歳4名/1歳6名・・・平均10か月)

きょうはゆったりやりましょう・・・という雰囲気でスタート。
 
まず顔遊びは、♪コーブロ コーブロ♪
先回の♪ボーズボーズ♪と同じく、歌いながら頭をなでる遊びです。

コーブロ とは、子盗り(誘拐犯)のことですって。

なんと・・・!!!
でも、我が子があまりに可愛いく思えるとき、
ちょっとからかう気持ちも込めて遊ぶのにピッタリかもしれませんね〜。
コノコガ カーイ(この子が可愛い)♪と歌いながらママが頭をなでると、子どもたち、とても嬉しそうでした。

 

ママが我が子をなでなで。ボランティアさんたち(後方)は、持参のお人形を相手に。

 

 
次の♪チョチ チョチ チョチ♪は、仕草遊び。
手のひら・ちょんちょん→糸巻ポーズ→頭をとんとん→ばあ。
おなじみのポーズばかりなので、小さい人たちも戸惑わず参加できます。
 
♪いもむし ごーろごろ♪も、聞きなれたメロディですね。
このうたでは、年齢に合わせていくつかの遊びをしました。
その1 ・・・ 床に横になった子どもを、海苔巻きみたいに左右に揺らす。少し大きい子はごろごろ転がす。
その2 ・・・ 子どもをひざに乗せた大人が、お尻と足で前進後退をして揺れを楽しむ。(運動量あります!)

その3 ・・・ しゃがんだまま前の人の腰に手を回し、列になって歩く。(運動量マックス!)

        この遊びかたは、幼児さんと一緒楽しむのにいいですね。

        撮影係が一緒に遊んでしまったため、残念ながら画像がありません。 ^^;           

 

ゆすぶりあそび♪こりゃ どこのじぞうさん♪は、どぼ〜ん!と海に浸けるところで盛り上がります。 

まずは子どもを、抱えて揺らす。(首や背中がしっかりしない赤ちゃんは、横抱きでそろそろと・・・ね。)
バスタオルの両端を大人が持ち、子どもを乗せて揺らすのは、怖がる子がいなかったのが予想外。
(恥ずかしがった子はいたけれど・・・)
やる気満々のお母さんたちに、ヤギおばさんから、
「タオルはしっかり握ってね」「降ろす時にはそーっとそーっとよ!」
声が何度も掛かっていました。(^^)

まずは抱っこで揺すぶります。

幼児さんの場合は重いので、おんぶで揺するのもいいですね。

 

大切そうに揺するママと、

腕を伸ばして反応するイトちゃん(4か月)

 

 
たっぷり動いた後は、絵本&小さな劇場です。
まず、雨つぶの絵本を読みました。

 

子どもたちはお膝に抱っこなので、姿が見えていませんが

全員が絵本をじっと見つめ、声を上げて反応してくれる様子に、読み手は大感激でした。

(読んだ人:くまざき)

 

小さな劇場は、手袋人形のかたつむりを動かしながらの「でろでろ つのでろ」の詩と、
パネルシアター「タオルとおぶう」でした。

手袋人形の動きに合わせ、

ゆったりした口調で、でんでんむしの詩が読まれます。

 

しゃぼん おぶう たおる・・・と連想ゲームです。

 

さて、記録用画像を整理していたら、こんな表情が見つかりました。

0.1歳児はおそらく、お話の全部を理解できているわけではないでしょう。
それでも、「なにかな?なにかな?」「なにかたのしいこと いってるよ!」と、
体中で聞き入ってくれている、ヤギわらのちいさな仲間たち。
シャッターチャンスのなかった他の子たちも、同じ集中力を見せてくれていました。

 

みんな、こんなにお話が聞けます。素敵だね!        

      

(^^)おうちゃん(1歳1ヶ月)  (^^)さやかちゃん(1歳1ヶ月)   

 (^^)こうちゃん(1歳2ヶ月)   (^^)はるクン(8ヶ月)  

 

 
   ☆ キキタテホヤホヤ わらべうた豆知識 ☆
 その1  さいごで一工夫
      わらべうたは繰り返しが多く、そこが楽しいところ。
      でも最後は、ぐるっと廻して終わるとか、ストンとおろすとか、ちょっと変えてオチを作るといいですよ。
      子どもも最後の変化を、期待して待ってるはずですから。
 その2  三半規管を鍛える
      ぶらんこのような揺れる遊具は子どもに人気ですが、わらべうたにも揺さぶり遊びがたくさんあります。

      体の傾きを察知して対応する三半規管は、運動能力や車酔いとも関係しますから、

      揺すぶり遊びで積極的に鍛えましょう。
       
 
   ☆ この絵本を読みました ☆
  ぽつぽつぽつ(増田純子 ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

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2013.3.27(水)

ヤギおばさんの、“あそぼうよわらべうた 第15回”。

今日は春休みということもあり、0歳から70代(多分・・・)まで参加者66人という大盛況!

主催者側はちょっとだけ緊張したのですが、それは全くの取り越し苦労。(^^)

皆さんが盛り上げてくださって、とても楽しい時間となりました。
 
いつものように、最初は顔遊びからスタート。
頭を撫でる♪ボーズボーズ♪ 、顔をさわる♪メンメン スースー♪を、

親子は膝に抱っこで、ボランティアさんは持参したお人形で。

(大人同士で顔を触れ合うのって、よほど仲良しじゃないとリラックスできないのです。)
 
次は春を楽しむ遊びです。
詩「つくしはつんつん___ 」では、

「わらびは わらっとでるもんだ」に合わせてシフォンを丸めてパッと放すのが小さい人たちに人気です。

握れば、シフォンのほうでクシュクシュ動いてくれますからね。

 

クシュクシュ・パッ!

シフォンを手にして“わらび”を真似る、いおちゃん(2歳)

 

 
同じく春の遊び♪ずくぽんじょ♪ は、ヤギわらではもうおなじみのわらべうたです。
頭巾(シフォン)を被って、つくしのポーズ。大人もノリノリです。

 

 

 
そして、こちらは♪ずくぽんじょ♪での、門くぐりあそび。
大人が作ったシフォンのトンネルを、子どもたちが通り抜けます。
♪ずーきん かぶって でてこらさい!で、通っている子の上にシフォンが降りて来ます。 ^^

 

あんよが出来るようになった、かんちゃん(1歳)

歩いてトンネルくぐりをしました!

 

 
小さな劇場のはじめに、ヤギおばさんが、

春の畑でカエルに出会ったんだよ・・・というお話をされました。

そのお話に、しんと聞き入る子どもたち。

自然に触れた感動が、子どもたちにわかる言葉で丁寧に語られ、                
それが、聞き手の子どもたちに、確かに届いたと感じられる時間でした。

 

 

 

続いて劇場は、カエルのぶらぶら人形や変身にんぎょうなどの人形遊び。

変身人形は、オタマジャクシをお腹からひっくり返すとカエルになるお人形です。
「やってみたい人」の呼びかけで前に出て、オタマジャクシをカエルにするのに挑戦した子もいました。
「オタマジャクシは鳴かないよ」。の詩に合わせ、真剣な顔でカエルに変身さていました。

オタマジャクシはカエルになったかな?

緊張と誇らしさでいっぱいのふたり。はる君(6歳)と、かほちゃん(3歳)です。

 

 

 

ぶらぶら人形の実演中、ヤギおばさんの足元へやってきたふたりに、

おばさんは、あら何だか重いわ・・・と言っただけ。

ハプニングなんてへっちゃらで、子どもたちの成長を待てるヤギわらです。

 

 
この春は、ヤギわらのメンバーのうち5人が幼稚園に入園です。 
みんな、楽しい園生活を送ってね!
 
   ☆ キキタテホヤホヤ わらべうた豆知識 ☆
 
今日のような多人数の集まりでも、みんなで最後まで楽しめたのは、主催者としても嬉しいことでした。
それについての、ヤギおばさんの感想は、
「お母さんたちの感性が、やわらかいからね。」
・・・。それは、

一緒に歌に耳を傾け、しぐさを楽しむ大人たちがいてこそ

子どもたちに豊かなものが届くということなのでしょう。
ママたちとボランティアさんたちと、そして子どもたち、     
これからも、そんな関係を大切にできるヤギわらでありたいと思います。     
 
   ☆ この絵本を読みました ☆
   きょだいなきょだいな (長谷川節子/降矢なな ) 絵本ご紹介はこちら
 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2013.2.27(水)

手作り講座も、今回でもう五回目。
ヤギわら例会で登場した、♪だれがりんごをかくしてる?♪が、とても楽しかったので、

ボランティアさんたちから、「わたしたちも、あれがしたいわ!!!」 というリクエストがあり、

今回は少々難しい課題に挑戦することになりました。
講師のヤギおばさんこと柳谷先生が、それはそれは丁寧にキットを組んでくださって、
ハサミと針さえ持参すれば作ることが出来る・・・はずの ^^ 講座。
でも、今回だけは講座のはじめに先生から、
「時間内の仕上げは無理ですよ。
お家で続きが出来るよう、どの工程も一通り覚えて帰りましょう。」
と、事前通達(?)がありました。

 

これがキッドです。リンゴの葉も付けてありました。(感謝!) 

 

参加者はもう何回か参加して腕に覚えのある方が多く、
それに、それぞれに活動を抱えてお忙しい。
なので、少しでも完成に近づけて帰りたいと、皆さんの表情は真剣そのものです。

 

みなさん、真剣! 

 

おしゃべりの声もなく、ひたすらチクチクと作業に没頭する受講者たち。
しかし時間は無情に過ぎて、先生の予想通り全員未完成のまま講座終了となりました。
進み具合の平均は、指1〜2本仕上げた辺りでした。
続きはお家で頑張って、指五本分ちゃんと完成させてくださいね。
 
そんなわけで、今回は参加者の皆さんの作品がご紹介できないので、先生のをお借りしました。
藤田浩子さん著「こっちむいて おはなしおもちゃ(一声社)」に掲載されている遊びを、、
柳谷先生がアレンジしたものです。

 

だれががりんごを かくしてる!・・・だ〜れかな?

 

ももちゃんかな?(ちがうよ〜) あかちゃんかな?(あたり!)

 

※ 受講者のじゅんさんが、ブログにご紹介してくださっています。祝!完成&リンゴデビュー (^^)

    ☆ 苦手なこと  ☆20%

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2013.1.23(水)
ヤギおばさんの、“あそぼうよわらべうた 第14回”
今年初めての例会です。

ところが、普段比較的余裕のある近隣のコインパーキングが、なぜか満車状態で、

開始直前に参加者から「車が停められませ〜ん!」とお問い合わせが相次ぐ、波乱の幕開けでした。
 
さて参加者も無事集合し、お正月ですからお餅をテーマに、ヤギわらスタート。
♪ぺったらぺったん♪ でお餅をついて神棚にお供えし、

♪ひとつひばしで やいたもち♪ をうたいながら高く積み上げました。

・・・と言っても、本物のお餅ではなくて、使ったのはお手玉です。(^^)
こういう遊びには、適度な重さと扱いやすさのあるお手玉がピッタリです。
掌でお手玉をこねて丸めて、頭に乗っけて、お辞儀でポトンと落としたり、
下の画像のように、お餅に見立てたお手玉を積み上げたり。

 

崩れないようにと、真剣な表情です。見ているみんなも思わず息を止めて・・・。

 

 

今年の干支“巳”にちなんで、次はヘビが登場。

となえうた♪ヘビイタガッサガサ♪に合わせて、床で体をくねらせます。いい運動です!!!

ひもをヘビのように振りながら歌うのも楽しかったですよ。

 

これが、ヘビ!(に見立てた三つ編みひも)

 

3歳児以上は「まねっこ」の認識があるので、余裕の表情ですが、

 

1歳になったばかりのカンちゃんは引いてました。“ナニ、コレ”

 
最後の遊びは節分を前にして、♪オニサノイヌマニ♪
鬼が来ぬ間に豆を炒っておきましょう!ということで、
親子で両手を取って、ゆすったりひっくり返ったりのダイナミックな豆炒り。
振って音を楽しめる、ペットボトルに豆を入れたおもちゃも紹介されました。
簡単に手作り出来て、安全で、マラカスのような楽しい音です。

 

揺すったりひっくり返したり・・・、豆はよく炒れたかな?

お豆のペットボトルは替りっこで。上手に順番を待てました。

 
小さな劇場では、ハンガー人形の鬼とお福が登場。

思いがけない滑稽な動きに、会場が湧きました。

 

ハンガー人形の、鬼。

みなさん、身を乗り出すようにして。

                
最後はいつものように、♪さよならあんころもち♪ 
甘いの大きいのにお土産用と、たくさん作ってさよならしました。

 

今度はどんなあんころもち作る?

 
   ☆ キキタテホヤホヤ わらべうた豆知識 ☆
   
 その1  安全に遊ぶために
      ひもを使う遊びは、首に巻きついて事故にならないよう大人の人が一緒に行いましょう。

      そして遊んだ後は、必ず大人が片付けるようにすること。

 その2  「ヘビキタ ガッサガサ ナタモッテキルゾ」

      このうたの後半は、鉈で切るぞとへびを脅かすという意味です。

      こういう言葉を子どもに使いたくないと考える方もあるでしょうね・・・と、ヤギおばさんとお話ししました。
      昔話で最後に悪者が退治される場面を、子どもは大好きです。     
      絵本では、「ありこのおつかい」で、蟻がカマキリのお腹の中から「ばかあ!」と叫ぶ場面があります。     
      この「ばかあ」も、こどもたちに人気ですが、
      そういうお話の好きな子たちが、格別に意地悪だったり残酷だったりという事でもありません。
      そんなことも知ったうえで、どうするかはそれぞれのご家庭の判断 ということでしょうか。    
      皆さんはどうお考えですか? 
 
   ☆ この絵本を読みました ☆
   へびのみこんだ なにのみこんだ (tupera tupera ) 絵本ご紹介はこちら
 

  

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