長 新太作・絵　
文溪堂　\1,500.（本体）
横21.5×縦26.5 cm
対象：幼児から

　夜中に目が覚めると、まくらが頭の上でいびきをかいていた。そっと首をのばしてみると、ふとんも眠っている。"ぐー･･･"朝トイレに行くと、トイレはまだ眠っていた。そんな事ってないでしょう？というのは大人だけ。子どもたちは長新太ワールドが大好きです。ユーモアを楽しむセンスは、生きる力だと思いますよ！

柳生まち子作・絵　
福音館　\1,300.（本体）
横22×縦28 cm
対象：幼児から

　屋根裏部屋でねずみに起こされたお人形さんは、あまりに長い間眠り続けていたため、自分の事をすっかり忘れてしまっていました。ねずみと小鳥を友だちに、自分を取り戻したお人形さんですが、時々なにかが足りない気がします。小鳥から「にんぎょうには、にんげんのともだちが いるもんじゃないの？」と言われて･･･。

いつも だれかが・・・

　　バウアー作・絵 上田真而子訳
　　徳間　\1,700.（本体）
　　横18×縦21cm
　　対象：小学生から

　ベッドに横たわったおじいちゃんが、幼い孫息子に話して聞かせます。自分の人生にはいつも"だれか"がいて手助けしてくれた・・・と。その"だれか"絵本の中ではは母の様な天使として描かれています。旅の終りに、幸運な良い人生だったと、振り返ることが出来るのは幸せなことですね。