2002.5

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ワニぼうの こいのぼり

内田麟太郎作 高畠純絵 
文渓堂 ¥1,300.(本体)
横19×縦24cm
対象:幼児から

 ワニぼうのお父さん(勿論、大きなワニですよ!)が、こいのぼりを買ってきました。こいのぼりたちがあんまり気持ち良さそうに空を泳ぐので、ある日お父さんはもう1本竿を立て、ワニのぼりになることにしました。ワニぼうとおかあさんもそれを見て、竿の先へ・・・。そのうち町じゅうに、「猫のぼり」やら犬のぼり」やら「牛のぼり」やらゾウのぼり」やらが・・・。

 

しりとりあそびえほん

石津ちひろ作 荒井良二絵 
のら書店  \1,300.(本体)
\1,000.
cm
対象:幼児から

 おおきくなるしりとりは、「のみ」から「くじら」まで10匹の生き物、ちいさくなるしりとりは「ぞう」から「はえ」まで10匹の生き物。うまくつながるでしょうか?ほかに、季節のしりとりやいろのしりとり。ことばの遊びで活躍中の作者と、ナンセンスを描いて定評の画家、絶妙のコンビです。

 

カモノハシくんは どこ?

ステア作 グラサウア絵 河野万里子訳
福音館 \1,300.(本体)
横29×縦23cm
対象:小学生


 この絵本は、ちいさい人たちのための生き物分類学の入門書。でも「カモノハシ」という不思議な生き物を主人公に、登場動物(?)が生き生きと表情豊に描かれていて、動物好きには、ただ絵をながめるだけでもうっとりしてしまう嬉しい一冊です。分類やカモノハシについての解説が、巻末にあります。